1. 隣の芝刈りとは?
《隣の芝刈り》は、
デッキ枚数の差を利用して、一気に墓地を肥やすことができる魔法カードです。
効果は非常にシンプルで、
- 自分のデッキ枚数が相手より多い場合に発動できる
- デッキ枚数が相手と同じになるまで、上からカードを墓地へ送る
というもの。
一般的な40枚デッキに対し、
60枚デッキなどの多枚数構築で使うことで、
一度に10枚以上を墓地へ送るといった極端な動きも可能になります。
カードテキストは以下の通りです。
隣の芝刈り
通常魔法
①:自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
2. 隣の芝刈りの強み
● 条件を満たせば圧倒的な墓地肥やし量
①効果は、
デッキ枚数が相手と同じになるまでカードを墓地へ送るため、
枚数差が大きいほど効果も強力になります。
例えば、
- 自分:60枚
- 相手:40枚
という状況で発動できれば、
一気に20枚を墓地へ送ることも可能です。
この爆発力は、
通常の墓地肥やしカードでは到底届かない領域です。
● デッキ構築段階から戦術が成立するカード
隣の芝刈りは、
状況に応じて発動するカードではなく、
最初から「使う前提」でデッキを組むカードです。
- 60枚構築
- 墓地効果を持つカードを多く採用
- 落ちても問題のないカード比率
といった条件を満たすことで、
初めて真価を発揮します。
● 墓地をリソースに変えるテーマとの高相性
大量に墓地へ送ることで、
- 墓地からの特殊召喚
- 墓地で発動する効果
を一気に有効化できます。
そのため、
墓地を第2の手札として扱うデッキでは、
非常に強力な起爆剤になります。
3. 隣の芝刈りを活かすデッキ構築
隣の芝刈り採用デッキ
最も代表的な使い方。
初動で芝刈りを通せれば、
その後の展開が一変します。
- ライトロード
- シャドール
- インフェルノイド
など、
墓地依存度の高いテーマと特に相性が良好です。
4. 隣の芝刈りとの相性
| カード名 | 相性・役割 |
|---|---|
| 妖精伝姫-シラユキ | 手札・フィールド・墓地からカードを7枚除外することで墓地から特殊召喚することができるモンスター。隣の芝刈りでデッキから一気に墓地へ送ることができれば、シラユキを墓地へ送ることと除外コストを用意することの両方を達成することができる。 |
| 裁きの龍 | 墓地にライトロードモンスターが4種類以上いれば特殊召喚できるようになる。隣の芝刈りでライトロードモンスターが大量に墓地に送られる可能性があり、特殊召喚条件を満たしやすくなる。 |
| インフェルノイド・ネヘモス | 自分フィールドの効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時に、自分の手札・墓地の「インフェルノイド」モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できるモンスター。墓地から特殊召喚するために早めに墓地へ送りたい。 |
| シャドール・ヘッジホッグ | シャドールモンスターは効果で墓地へ送られると発動できる効果を持っている。ヘッジホッグは効果で墓地へ送られると、デッキからヘッジホッグ以外のシャドールモンスター1体をサーチできる。 |
| 超電磁タートル | 相手バトルフェイズに墓地のこのカードを除外することで、そのバトルフェイズを終了させることができる。墓地にこのカードがあると安心感がある。 |
5. 隣の芝刈りの弱点
- デッキ枚数差がないと発動できない
- 相手も多枚数デッキだと機能しない
- 初動で引けないと役割が薄れる
特に、
相手も50~60枚構築だった場合、
完全に腐る可能性がある点は最大の欠点です。
6. 環境における評価
隣の芝刈りは、
構築と噛み合った時に爆発するロマンと実用性を併せ持つカードとして評価されています。
刺さる相手には非常に強力ですが、
環境依存度が高いため、
採用にはメタ読みが必要です。
7. 使いこなすコツ
1. デッキは最初から60枚前提で組む
中途半端な枚数では最大値が出ない。
2. 落ちて困るカードは多めに採用する
墓地に送られると展開に影響があるカードは多めに採用しておくなど、
採用枚数管理が重要。
3. 通らなかった時のプランも用意する
デッキが60枚になるので初手で引けない確率が高くなる。
そのため、芝刈りに頼り切らない展開を組み込む。
8. まとめ
《隣の芝刈り》は、
- デッキ枚数差を利用した圧倒的墓地肥やし
- 構築段階から戦術を要求する特殊カード
- 墓地利用デッキにおける最強クラスの起爆剤
を備えた、
ハイリスク・ハイリターンな戦略魔法です。
刺さる構築では、
1枚でデュエルの流れを決定づける力を持つため、
使いこなせれば非常に強力なカードと言えるでしょう。
