MENU

【遊戯王】粛声の祈り手ロー徹底解説!儀式召喚と永続サポートをつなぐ「粛声」テーマの中核カード

目次

1. 粛声の祈り手ローとは?

「粛声の祈り手ロー」は、2024年に登場した「粛声」テーマを支えるキーモンスターです。
「粛声」儀式モンスターのリリース要員でありながら、永続魔法・罠をデッキから直接設置するという独自の展開支援効果を持ちます。

カードテキストは以下の通りです。

粛声の祈り手ローの画像

粛声の祈り手ロー
星1 / 光属性 / 天使族 / 攻50 / 守2050
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「粛声」永続魔法・永続罠カード1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。
③:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドに戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。


2. 粛声の祈り手ローの強み

● 永続魔法・罠の即時展開

①効果により、「粛声」永続カードをデッキから直接表側で設置できるのが最大の特徴。
この効果は「カードを魔法・罠ゾーンに置く」処理であり、《灰流うらら》では無効化されません。
つまり、相手の妨害を受けずに安定して永続カードを展開できる、非常に安全性の高い初動札です。
特に《粛声なる結界》《粛声なる祝福》などを即座に置くことで、儀式召喚ルートへの移行をスムーズに進められます。

● 単体で儀式リリースを完結できる

②効果により、ロー1体だけで「戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター」をリリース分として扱えます。
これにより手札消費を抑えつつ儀式召喚を成立させることが可能で、他の素材を温存できる点が非常に優秀です。

● 墓地からの自己蘇生で継戦力を確保

③効果によって、「戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター」が特殊召喚された際に墓地から自己蘇生できます。
この効果により、儀式後も次のターン以降に再展開して再び①の効果で永続カードを置くことができるため、粛声テーマの持続的な展開を支えます。


3. 粛声の祈り手ローを活かすデッキ構築

● 純粛声デッキ

最も基本となる構築です。ローは「粛声」永続魔法・罠の供給源であり、テーマの回転を担います。
特に《粛声なる祈り》を即座に置ける点が優秀で、手札の儀式札が揃っていなくても展開をスムーズに繋げられます。

【粛声デッキレシピ】

● 儀式特化型構築

「粛声」以外の光属性儀式モンスター(例:《カオス・ソルジャー》《宣告者の神巫》など)を採用した構築でも活躍します。
ローは戦士族であり、光属性儀式と相性が良く、《儀式の準備》《マンジュ・ゴッド》などと組み合わせることで安定感をさらに向上させられます。


4. 粛声の祈り手ローとの相性

カード名相性・役割
粛声なる結界①の最有力候補。サーチや耐性付与で儀式の下支え。
粛声なる祝福リソース回収+展開補助の中核。①で即置きして循環を作る。
粛声なる威光永続罠。展開or除去を選べ、①で表側設置→自ターンから機能。
宣告者の神巫儀式サポートの代表格。粛声の下地作りと噛み合う。
儀式の下準備ローの①で置くカードと合わせて安定した初動を形成。

5. 粛声の祈り手ローの弱点

  • ①の効果がテーマ専用
     設置できるのは「粛声」永続魔法・罠に限られるため、他テーマでは活かしづらい。
  • ②のリリース対象が限定的
     戦士族・ドラゴン族で光属性儀式モンスターにしか対応しておらず、汎用儀式テーマには出張しにくい。
  • ③の自己蘇生はトリガーが限定的
     条件が“自分フィールドに戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターが特殊召喚された場合”のため、タイミングを合わせづらい場面もあります。

6. 環境における評価(2025年10月時点)

「粛声」テーマは登場以降、安定した人気を保ちながらも、環境トップというよりは戦略性重視の中堅テーマとして位置しています。
その中で「粛声の祈り手ロー」は、初動安定性の要として採用率が非常に高く、
「粛声デッキを使うならまず3枚」と言われるほどの中心カードです。

サポート・リリース・蘇生のすべてを1枚で担うため、後続の儀式展開や再利用も簡単。
粛声テーマの“潤滑油”として欠かせない存在です。


7. 使いこなすコツ

  1. 初手で引けたら即召喚
     ローを初手で召喚するだけで「粛声」永続カードを即展開できるため、最優先行動として扱いましょう。
  2. 墓地効果を能動的に利用する
     ③効果の自己蘇生を狙って、敢えて儀式素材にして墓地へ送る動きも有効。
     儀式モンスターを出せば即座に帰還できるため、リソースが途切れません。
  3. リリース効果で手札消費を軽減
     ②効果を活用して、他の儀式素材を節約。ロー1枚で成立させる動きを意識することで展開の幅が広がります。

8. まとめ

「粛声の祈り手ロー」は、

  • 永続魔法・罠を即座に展開する初動性能
  • 儀式リリースを1枚で完結できる柔軟性
  • 墓地からの自己蘇生による継続展開

を兼ね備えた、粛声デッキの中心的存在です。

単体で儀式・防御・再展開のすべてを支えられる点から、粛声テーマを組むなら絶対に外せないキーカード
光属性・天使族という扱いやすいステータスも相まって、将来的にも長く活躍が見込まれる万能サポーターです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次