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【遊戯王】アクセスコード・トーカー徹底解説!最強のフィニッシャー兼除去要員

目次

1. アクセスコード・トーカーとは?

《アクセスコード・トーカー》は、2020年に登場したリンクモンスターの代表格
リンク召喚で簡単に出せるにもかかわらず、超火力・対象を取らない除去を兼ね備え、
一時期は環境トップデッキの〆(フィニッシャー)として多くの構築に採用されました。

その汎用性は極めて高く、現在でも「最終盤面の決定打」としてあらゆるデッキに採用されています。

カードテキストは以下の通りです。

アクセスコード・トーカーの画像

アクセスコード・トーカー
リンク4 / 闇属性 / サイバース族 / 攻2300
効果モンスター2体以上
このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない。
①:このカードがリンク召喚した場合、その素材としたリンクモンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。
②:自分のフィールド・墓地からリンクモンスター1体を除外して発動できる。相手フィールドのカード1枚を破壊する。このターン、自分は「アクセスコード・トーカー」の効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外できない。


2. アクセスコード・トーカーの強み

● 対象を取られない除去・妨害耐性

効果発動に対して相手はチェーンできないため、
《無限泡影》などで無効化されないのが大きな利点。
これにより、安全に効果を通せる点が他のリンクモンスターと一線を画します。

● 圧倒的な攻撃力上昇

リンク召喚成功時の①効果で、素材にしたリンクモンスターのリンクマーカー数×1000攻撃力アップ。
マーカー4つのモンスターが素材なら単体で攻撃力6300に到達します。
単体で相手のエースモンスターを突破できるほか、ワンターンキルを狙える爆発力があります。

● 対象を取らない除去効果

②効果では、自分の墓地・フィールドのリンクモンスターを除外して相手カードを破壊。
対象を取らない破壊で、発動に相手はチェーンできないため、対象にならないカードでも、破壊耐性が無い限り処理可能。代表的な制圧札(例:アポロウーサ)もまとめて処理できる。
属性の違うリンクを複数使えば連続除去も狙えます。


3. アクセスコード・トーカーを活かすデッキ構築

● サイバース族(コード・トーカー)デッキ

最も基本的な採用先。
《トランスコード・トーカー》からアクセスコードを展開し、
トランスコードのリンク蘇生効果で相互リンクを形成するのが定番の流れ。
アクセスコードの除去を通しながら、一撃必殺の5300打点を叩き出します。


● スプライト/@イグニスター系統

リンク素材を多く展開できるためアクセスコードを立てやすく、
しかも墓地に異なる属性のリンクモンスターを用意できるため、
②効果による連続除去を活かしやすい構築。
《トランスコード》《スプラッシュメイジ》《アップデートジャマー》など、連携先も豊富です。


● 汎用展開デッキ(勇者・転生炎獣など)

リンクモンスターを自然に並べるテーマならアクセスコードの採用価値は非常に高いです。
《転生炎獣サンライトウルフ》《勇者トークン》のような展開系からアクセスコードへ繋ぐことで、
フィニッシュ・盤面除去・妨害突破のすべてを1枚で担う万能フィニッシャーになります。


4. アクセスコード・トーカーとの相性

カード名相性・役割
トランスコード・トーカー墓地のリンク3以下を蘇生し、その2体で《アクセスコード・トーカー》をリンク召喚する定番ルート。素材確保と展開補助を兼ねる最重要パートナー。
アップデートジャマー2回攻撃を付与できるコンボパーツ。トランスコード経由で素材にすると、5300×2回攻撃=10600ダメージという爆発力を誇る。
スプラッシュメイジ墓地のリンク素材を展開しつつ、異なる属性を並べるサポート要員。アクセスコードの②効果で連続除去を可能にする。
I:Pマスカレーナ相手ターンにリンク召喚できるため、アクセスコードを妨害回避しつつ相手ターンに着地させられる。防御兼展開札。

5. アクセスコード・トーカーの弱点

  • 破壊以外の除去に弱い
     《アクセスコード・トーカー》は特別な耐性を持たないため、破壊・除外・バウンスなどの効果で普通に処理されます。
    盤面を制圧する力は高いものの、守りの面では脆く、返しのターンで除去されやすい点には注意が必要です。
  • 除外コストの属性制限
     同じ属性を続けて使えないため、連続破壊するには異なる属性のリンクモンスターを複数用意する必要があります。
  • 除去後のリソース不足
     墓地リソースを除外で消費するため、長期戦ではリンク素材が枯渇しやすい点もデメリット。

6. 環境における評価(2025年10月時点)

《アクセスコード・トーカー》は、登場から数年経った今でも最強クラスのリンクフィニッシャー
リンク召喚主体のデッキなら、テーマを問わず1枚採用されることが多く、
「展開した後に相手盤面を一掃して勝つ」という役割を担います。

特に《トランスコード・トーカー》《アップデートジャマー》とのワンキルルートは現在でも健在で、
中盤~終盤の制圧突破力・フィニッシュ力は群を抜いています。


7. 使いこなすコツ

  1. 墓地の属性を意識する
     除去効果を最大化するには、異なる属性のリンクモンスターを揃える構築が重要。
  2. トランスコード経由で展開する
     リンク召喚ルートを安定化させ、アクセスコードの着地を安全に行う。
  3. 除去枚数と打点のバランスを取る
     破壊効果を使いすぎるとリンク素材が枯渇するため、フィニッシュ用にリソースを温存する判断も必要。

8. まとめ

《アクセスコード・トーカー》は、

  • 相手の妨害を受けない除去性能
  • 素材次第で6300以上に達する超火力
  • 墓地リソースを利用した柔軟な盤面処理

を兼ね備えた、リンクモンスター界の頂点的存在です。

あらゆるデッキの〆として採用され、環境が変わってもその評価は揺らぎません。
一度着地すれば試合を決めるほどの破壊力を誇る、“現代遊戯王の象徴的フィニッシャー”といえるでしょう。

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