1. 妖精伝姫-マチリルとは?
《妖精伝姫-マチリル》は、魔法使い族・光属性のモンスターで、
自己展開・サーチ・カード名変換という3つの役割を1枚で担う、
妖精伝姫テーマの中核を支えるサポート役です。
このカードの特徴は、
- 条件を満たせば手札・墓地から即展開できる①
- 妖精伝姫魔法・罠へ繋がる安定した②サーチ
- 相手モンスターを「妖精の王子様」に変える③
にあり、
妖精伝姫同士を繋ぎ、展開を滑らかにするためのカードとして設計されています。
カードテキストは以下の通りです。
妖精伝姫-マチリル
星4 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1850 / 守1000
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに元々の攻撃力が1850の魔法使い族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。このターン、自分は魔法使い族モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「妖精伝姫」魔法・罠カードか「妖精の伝姫」1枚を手札に加える。
③:500LPを払って発動できる。相手フィールドの効果モンスター1体のカード名を「妖精の王子様」として扱う。
2. 妖精伝姫-マチリルの強み
● ① 攻撃力1850魔法使い族を条件にした自己展開
①効果は、
フィールドに元々の攻撃力が1850の魔法使い族モンスターが存在する場合、
このカードを手札・墓地から特殊召喚できる
という展開効果です。
この効果の優秀な点は、
- 手札と墓地の両方から展開可能
- 妖精伝姫-カグヤなどと自然に噛み合う
- 展開条件がテーマ内で完結している
という点にあります。
カグヤの効果でサーチした場合、
そのまま特殊召喚→魔法&罠サーチと
繋げることができます。
一方で、
このターンは魔法使い族しか特殊召喚できない
という制約があるため、
他のテーマと組み合わせる場合は
展開順序を考えて使う必要があります。
● ② 妖精伝姫関連カードを安定して確保
②効果は、
このカードが召喚・特殊召喚した場合に、
デッキから「妖精伝姫」魔法・罠カード、
または「妖精の伝姫」1枚を手札に加える
というサーチ効果です。
この効果により、
- テーマカードへのアクセスが安定する
- 展開札・妨害札を状況に応じて選べる
- 後続を切らさない構築が可能
になります。
自己展開からそのままサーチに繋がるため、
1枚で役割を完結できる点がマチリルの強みです。
● ③ 相手モンスターのカード名を書き換える干渉効果
③効果は、
500LPを払うことで、
相手フィールドの効果モンスター1体のカード名を
「妖精の王子様」として扱う
という独特な効果です。
この効果は、
- 名称を妖精の王子様に変えたモンスターを融合素材にできる
- テーマサポートなどの効果を受けられなくする
- 素材を指定するEXモンスターを出せなくなる
といった特徴があります。
単体では地味に見えますが、
他の妖精伝姫カードと組み合わさることで
明確な役割を持つギミックへと昇華します。
3. 妖精伝姫-マチリルを活かすデッキ構築
● 妖精伝姫デッキ
①②③すべての効果が自然に噛み合うため、
純構築での採用価値が非常に高い1枚です。
4. 妖精伝姫-マチリルとの相性
| カード名 | 相性・役割 |
|---|---|
| 妖精伝姫-カグヤ | カグヤの①効果でマチリルをサーチできる。サーチ後はマチリルの①効果の条件を満たしているため、そのまま特殊召喚して②効果でのサーチが可能に。 |
| 妖精伝姫を紡ぐ者 | 「妖精伝姫」モンスター+魔法使い族モンスターで融合召喚できるモンスター。フィールドの妖精の王子様を魔法使い族に変える効果があるので、マチリルの効果で妖精の王子様に変えた相手モンスターを魔法使い族に変えて、テールズオブ妖精伝姫の効果で相手フィールドの妖精の王子様を素材にして魔法使い族の融合モンスターを融合召喚できる。 |
| 妖精伝姫を語る者 | 光属性の「妖精伝姫」モンスター+魔法使い族モンスターで融合召喚可能。妖精の王子様を素材に融合召喚すると、相手フィールドのカードを全て破壊し、その数×500のダメージを与えることができる。マチリルの効果で妖精の王子様に変えた相手モンスターを素材にしつつ全破壊が可能になる。妖精伝姫に戦闘破壊耐性を付与する効果と、相手が発動した効果を無効にし破壊する効果を持っている強力なカード。 |
| 妖精伝姫のはじまりはじまり | 妖精伝姫の展開を加速させるカード。最大で一気に3体もの妖精伝姫モンスターを特殊召喚でき、そこから様々な展開へと繋げることができる。マチリルの②効果でサーチ可能。 |
| 妖精伝姫の舞踏会 | 妖精伝姫のフィールド魔法。サーチ・回収効果があるため、マチリルを手札に持ってくることができる。舞踏会があると妖精伝姫モンスターは直接攻撃できるようになるので、ステータスが低い妖精伝姫モンスターでも相手にダメージを与えることができるようになる。 |
5. 妖精伝姫-マチリルの弱点
- 魔法使い族限定の展開制約がある
- ステータスは低い
- ③は直接的な除去にならない
特に、
①の制約を考慮せずに使うと展開が止まりやすい
点には注意が必要です。
6. 環境における評価
《妖精伝姫-マチリル》は、
単体で盤面を制圧するカードではありませんが、
テーマの安定性を底上げするカードとして評価されています。
妖精伝姫を軸にする場合、
採用することで動きの再現性が大きく向上します。
7. 使いこなすコツ
- ①の制約を見越して先に展開する
魔法使い族以外を出す予定がある場合は後回し。 - ②は状況対応力を意識して使う
次のターンを見据えたサーチを行う。 - ③は他カードと組み合わせて使う
妖精伝姫を紡ぐ者・テールズオブ妖精伝姫と組み合わせて使うことで
真価を発揮する。
8. まとめ
《妖精伝姫-マチリル》は、
- 条件付きながら柔軟な①自己展開
- 妖精伝姫ギミックを支える②サーチ
- 独自性の高い③カード名変換
を備えた、
妖精伝姫テーマの安定性を支える縁の下の力持ちです。
派手さはありませんが、
積み重ねることで
妖精伝姫デッキ全体の完成度を大きく高めてくれます。

