1. 孤高除獣とは?
《孤高除獣》は、召喚時に手札とデッキから除外を行い、
破壊されることで除外ゾーンから手札を回収する、
「除外」に起点と終点の両方に持つ獣族モンスターです。
このカードの特徴は、
- 召喚時に手札+デッキからモンスターを除外できる①
- 破壊されることで除外リソースを手札に戻す②
- 除外を多用する構築と自然に噛み合う設計
にあり、
単体で除外の循環を成立させる
リソース管理型モンスターとして位置づけられます。
カードテキストは以下の通りです。
孤高除獣
星4 / 闇属性 / 獣族 / 攻1700 / 守300
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚した時、手札からモンスター1体を除外して発動できる。種族が除外したモンスターと同じモンスター1体をデッキから除外する。
②:このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、自分の除外状態のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
2. 孤高除獣の強み
● ① 召喚時に行う手札+デッキ除外
①効果は、
このカードが召喚した時、手札からモンスター1体を除外し、
そのモンスターと同じ種族のモンスター1体をデッキから除外する
という効果です。
この効果のポイントは、
- 種族を指定して除外できる
- デッキの特定カードへ直接アクセス可能
- 除外をトリガーとするカードを能動的に動かせる
という点にあります。
単なるコストではなく、
「除外するモンスターを選ぶ」ことで役割を作れる効果です。
● 除外ゾーンを事実上のリソースに変える設計
①によって増えた除外カードは、
②の効果によって再び手札に戻すことが可能です。
そのため《孤高除獣》は、
- 除外=消費ではない
- 後続確保のための準備段階
として除外を使える点が大きな強みです。
● ② 破壊をトリガーにした除外回収
②効果は、
このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に、
自分の除外状態のモンスター1体を手札に加える
という回収効果です。
この効果により、
- ①で除外したカードを回収できる
- 相手の除去がアドバンテージに変わる
- 継戦能力を確保できる
といったメリットが生まれます。
除外と回収が1枚で完結している点は、
他ではなかなかない魅力です。
3. 孤高除獣を活かすデッキ構築
● サンダー・ドラゴンデッキ
サンダー・ドラゴンなどの除外がメリットとなる構築であれば、
①②の効果を無理なく活用できます。
4. 孤高除獣との相性
| カード名 | 相性・役割 |
|---|---|
| 雷獣龍-サンダー・ドラゴン | 除外することで、デッキからサンダー・ドラゴンモンスター1体を特殊召喚できる。 |
| 雷電龍-サンダー・ドラゴン | 除外されると、デッキから雷電龍以外のサンダー・ドラゴンカードをサーチできる。雷電龍では触ることのできないサンダー・ドラゴン魔法・罠にもアクセスできる。 |
| 雷鳥龍-サンダー・ドラゴン | 除外された場合に、任意の枚数手札の入れ替えができる。手札が思わしくないときには使用を検討する。 |
| メタファイズ・ネフティス | 除外された次のターンのスタンバイフェイズに除外されているこのカードをデッキに戻すことで、デッキからネフティス以外のメタファイズカード1枚をサーチできる。次のターンなのでやや遅いが、アシンメタファイズなどの魔法・罠もサーチできる。 |
5. 孤高除獣の弱点
- 召喚権を使用するため、①を無効にされると展開が止まりやすい。
- デッキから除外したいモンスターと同じ種族のモンスターを手札に用意する必要がある
- 相手に破壊されないと②が使えない
特に、
相手が破壊以外の除去を多用する場合、
②の回収効果が機能しにくい点は明確な弱点です。
6. 環境における評価
《孤高除獣》は、
特定コンセプトを支える潤滑油的存在として評価されています。
除外を活かす構築では、
1枚でリソース循環を担える点が高く評価されます。
7. 使いこなすコツ
- ①で除外するカードを明確に決める
回収前提で選ぶことが重要。 - ②を狙って無理に守らない
破壊されてこそ価値が出る。 - 種族を意識した構築にする
効果の安定性が大きく向上する。
8. まとめ
《孤高除獣》は、
- 召喚時に2枚のモンスターを除外する①
- 破壊をトリガーに除外を回収する②
- 除外を循環させる独自の役割
を併せ持つ、
除外ギミックに特化したリソース管理型モンスターです。
派手な制圧力はありませんが、
構築と噛み合った時の安定感は高く、
長期戦を見据えたデッキでは
確かな働きを見せてくれる1枚と言えるでしょう。

